働いている人の多くが、おおよそ1時間程度の休憩を取っているかと思います。
そんな中、仕事の効率アップに繋がる休憩方法の一つに昼寝があります。
なんでもスペインでは午後に精力的な活動をするために、シエスタと呼ばれる昼寝文化が昔から根付いているそうです。
国全体で昼寝の文化があるということは、それだけ昼寝にメリットがあることを示していると言ってよいのではないでしょうか。
短時間の睡眠には脳をリフレッシュさせる絶大な効果があると言われています。
人は、だいたい午後2時あたりになると、生理的なリズムで自然に眠気が来るのだそう。
昼寝をとることで、この眠気を抑えることができるといいます。
そこで重要になってくるのが、昼寝の時間です。
長過ぎる睡眠は、むしろその効率を下げてしまうと言われています。
10分から20分程度の睡眠が最も効率が良いとされており、昼寝時間として推奨されています。
さらに、この昼寝と併せて実施してほしいのが、コーヒーなどのカフェイン摂取です。
カフェインは眠気覚ましや集中力の向上に役立つため、午後の作業がさらに効率的になります。
カフェインの効果が効き始めるのは、摂取してから約30分後。
丁度起きるタイミングでカフェインの効果を得たいのであれば、昼寝の直前に摂取することをおすすめします。
平日だけでなく、週末も昼寝をすることで、この行動が習慣化され、さらに質の良い昼寝となるそうです。
また、昼寝から再び仕事を再開する際には、ストレッチや洗顔をするなどして体に刺激を与えて、しっかり覚醒状態をつくることが大事です。